* 韓国旅行記 *

2日目(2004/2/14)

昌徳宮から安国駅までの道にあった 24時間営業の食堂で昼ごはん。

自分でオーダーを書くシステムらしく、テーブルに伝票が置いてある。 …全部ハングルか…とりあえず適当に頼むしかないか?と思っていたら、 店員さんに「アナタタチ、日本人?」と聞かれ、外国人用の写真つきメニューをもらう。 とりあえず、ひとりひとつずつ麺やらなんやらを頼み、加えて さっきから店先でせっせと作っているのり巻きも注文してみる。

のり巻きにはたくあんとかソーセージ(?)とかが入っていて、 お酢を加えていない普通のご飯を使っている。 クセのない寿司というか…これは寿司なのか? 西洋人にも食べやすいような気がする。

私が頼んだのはあっさり味の麺。
そうめんくらいの細い麺で、 にゅうめんみたいな感じ。
韓国まで来といてなんだけど、辛いものは あまり得意ではないので、辛くなさそうなものを選んでみた。
それにしても、すくってもすくっても麺がある。 多すぎて、食べているうちに冷めてしまった。

Sが頼んだのは、具だくさんスープ…というのだろうか…? 鶏肉が入っている。
半分以上食べたところで店員さんが、 違う違う、ごはんをこの 中に入れて食べるんだよ!みたいなことを レクチャーしに来てくれる。
なるほど…雑炊みたいにするんだな…

問題はCの頼んだこのスープ。
赤くていかにも辛そうだが、辛いのはこの赤みではなく、 中に入っている青唐辛子らしい。 ネギと間違って食べてしまい、目に涙を浮かべるC。 なかなか箸がすすまない。
おそらく、これもごはんを中に入れるのが正解だと思うのだが、もはやそんな余裕はない。

隣のテーブルに座っていたカップルが食べていたギョウザのようなシュウマイのようなものが おいしそうなので、同じものを追加注文しようということに しかし、メニューの写真は少々画像が粗いため、本当にこれで合っているのかわからず、 直接カップルに尋ねるS。 すると、外国人用のメニューには一部しか載っておらず、 「マンドゥ」に関しては「ノーマル マンドゥ」しかないが、このカップルが食べているのは 「キムチ マンドゥ」である、ということがわかった。 マンドゥって多分、饅頭(まんじゅう)が語源なんだろうな。
キムチ入りは辛いのか尋ねると、そんなに辛くないというので、 キムチ入りにしてみる。 韓国人の辛さの基準なのでイマイチ不安だったが、辛いもの苦手の私にも程よい辛さで、 具のお肉もジューシーでおいしい。
ていうか本当にぎょうざそのものなのだが、端と端をくっつけて丸くしているため、 シュウマイにも見えてしまうしマンジュウっぽさもある。 こうして丸くするのは韓国の定番なのかと思ったけど、 後からガイドブックを読んだら普通の形のぎょうざが載っていたので、 これはこの店のオリジナルの形なのかもしれない。

ちなみに、ここの会計は3人で2000円ちょっとしかかかっていない。 安くておいしい店を見つけてラッキー。 他のところにもチェーンらしき店を見つけたので有名なとこなのかも?

←BACK  もくじ  NEXT→