* 韓国旅行記 *

1日目(2004/2/13)

車はロッテ免税店へ向かう。 その途中で国会議事堂の近くを通る。 車中からうまくシャッターチャンスをものにできなかったので写真はないけど、 球体の天井が飛び出していて、それを正方形の壁で覆っている…という形をしている。 国会というよりはホールとかプラネタリウムみたいな感じだけど、周囲を仰々しく警備している。 日本の国会議事堂へは中学校の修学旅行で行ったことがあるけど、こんなに警備していたかな… 覚えてない…

ソウル市庁前の、交差点にもなっている広いスペース。 「ココハ、ワールドカップノ時ニ赤色デ埋メ尽クサレタ場所デス。コノ辺、全部交通止メニシタンデスヨ」 と説明してくれる。おぉ、ここがかの有名な。…逆にいうと韓国では道頓堀ダイブが有名なのだろうか。 あんな醜態が…

韓国にはキリスト教徒が多い、とは聞いていたけど、本当に教会がたくさんある。

ロッテ免税店に到着。普段ブランドものを買わないので、いくら安いからといって買うものがあるのか? と不安だったが…カンペール発見。2度、カンペールを買ったことがあるけど、2万ちょいするので 高くてなかなか頻繁には買えないのだがここで見ると2万以下で済む。が、置いてある種類があまりに少なく、 気に入ったデザインがあってもサイズがなかったりして結局買えず…うぅ… 他のブランドでもやっぱり置いてあるものが少なくて、狙いを定めて買いにくるとなかなか難しいと思う。 化粧品はいろいろ揃っていたように見えたけど。。

というわけで、あんまり満足できなかったので新羅免税店にも連れて行ってもらうことに。 Sとの待ち合わせは私たちが泊まるホテルに16時なのでそれに間に合うようにしてもらう。

「日本ノ相撲選手ガ来テイマシタネ!近クデ見ルト思ッタヨリ大キクナカッタ」 そういえば免税店の受付に「歓迎 日本相撲韓国公演」とかなんとか書いてあったな。 そしたらCが「そういえば見たことある相撲取りがいた」と言う。

新羅免税店に到着。 こちらのほうが美しくて広くてイイ感じのような気がする。

さて、いろいろ見て回ろうか…と歩き始めると、なんだか見たことのある日本人がひとりで買い物している。 Sである。待ち合わせより前に偶然会えた。なんという奇跡。向こうもたまたま新羅に来ていて、 こっちもついさっきたまたま新羅に来ることを決めたばかり。 私がとっさにSの名前を呼ぶと、横にいたCは「そんなわけないやろ」と思ったらしいが、人違いでなくて 良かった。 Sと私は幼稚園に入る前からの幼なじみで、いくら韓国だからって見間違うわけがない。

というわけで奇跡的に会えたので一緒に見て回ることに。
私はせっかくの機会なので初めて香水を買ってみようと思っていたので、 関空の免税店で目をつけていたものと、5つの小さなビンのセットになっているものを買ってみた。 でも、免税店ていうとシャネルとかランコムとかいったバリバリのブランドもの化粧品しかないのかと 思っていたけど、クリニークとかオリジンズとかいったナチュラル志向のものもあるんだなぁ。 もっと下調べして行けば良かった。

美しい民族衣装を着たお姉さんと無料で写真を撮れるコーナーを発見。 あー、足元まで入れて撮れば良かった…。 一緒に撮った人には絵ハガキをくれる。てっきり、この民族衣装の写真かと 思ったら、「冬のソナタ」の絵ハガキ…

免税店は日本人客が多いので、店員は最低限の日本語はマスターしているらしい。 店に一歩入ると、日本人かどうかを瞬時に判断し、「いらっしゃいませ」と言ったり、 他の言語で言ったりしている。すごい。 でも、「いらっしゃいませ、お客様!」「これはとてもいいデザインですよ、お客様!」 と、どうしても呼びかけたいらしく「お客様」を多用していた。 韓国語の接客では呼びかけが入るのかもしれないけど、そのまま日本語にするとヘンだ。

Sとはいったん別れ、車でホテルへ向かう。 「偶然友達ト会ウナンテ運命的デスネ!アノ友達、アナタタチト雰囲気ガ似テマスネ!」 Sも日本人ぽくない個性的な顔に見えたんだろーか。

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