* 韓国旅行記 *

2日目(2004/2/14)

ところで今日はバレンタイン。 昨日に引き続き、今日も当日だというのにチョコもラッピング用品もあちらこちらで 売られており、女の子がむらがる。 なぜ当日になって調達?!

バレンタインに韓国へ来たのはたまたまだが、 思わず文化の違いを見ることができてラッキーだった。 この旅でいちばんの収穫かもしれない。

韓国へ来る前は、バレンタインなんていう習慣はないんじゃないかと思っていたが、とんでもない。 日本よりスゴイ。

なにがスゴイって、ラッピングが。見栄え重視。 この、ウェディングっぽい、ファーみたいのがついたカゴに、 200〜500ウォン程度で売られている小さいチョコレートを いっぱいいれて、ぬいぐるみとかも入れたりして、 このまま渡す。紙袋とかに入れず。 もらった男の子は、この派手派手なカゴをオープンな状態で 持って、地下鉄に乗って家まで帰る。 親にも近所の人にも世間の人にも隠しようがない。

このカゴタイプが主流らしく、他には両手で抱えないと持てないサイズの箱もあった。 箱もまた、紙袋に入れることなくそのまま持ち歩く。

日本では本命となると手作りするかちょっと高級なものを買うか、になるが、 韓国ではチョコそのものにはあまりウェイトが置かれていないのか、 手作りキットも見かけなかったし、高そうなチョコもなかった。 ラッピングにお金かかってるからな。

地下鉄に乗っていると、帰宅途中の男子高校生が学校で彼女か誰かにもらったらしいチョコレート… の入った派手なカゴを持っていた。 サイズは街で見かけたものほど大きくはないので紙袋に余裕で入りそうだが、そのまま持っている。 お顔を拝見してみると、ジャニーズにいそうなかっこよさ。もらったチョコはひとつではない はず…でもあのサイズをいっぱいもらっても持って帰るのは不可能だろうしなぁ… 片思いの場合はチョコあげないものなのかなぁ。ていうか学校に持って行っていいのか、 あんな目立つの。

やっぱ派手好きなんだ… そして、恋人がいることも愛情の深さも包み隠さずオープン、 ていう国民性なんだろうなー。

日本であんな派手なのあげたら、引いてしまうだろうけど…

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