とはいえ、私も、他の２人（一緒に大分旅行に行ったＭと、 ショートスキーに行ったＣ）も 社会人なので土日プラス有休１日しかない。
２泊３日でいける海外…ということで南の島と韓国、 タイなどが候補にあがり、検討の結果、中国/北京にいこうということになった。
安くで高級ホテルに泊まれるプランを見つけ、申し込みも完了し、 楽しみにしていたのだが、どんどん患者が増えるSARSの脅威に負けて中国旅行を断念。
結局、当初予定していた韓国/ソウルに行き先を変更。 それにしても韓国は近いのに、中国より全体的に価格が高い。 物価が高いのか、それとも人気なのか… 仕方なくホテルのグレードを下げ、中級のホテルを選んだ。 ＣとＭと私の３人はルックJTBで行くツアーで、イテウォンホテルに宿泊することに。 Ｓはマイレージを貯めたか何かでJALパックの商品券があるので別クチで行き、 木曜出発なら格段に安いとのことで１人で木曜日に前乗りする。
学生のうちに旅行しといたほうが良いよ、とさんざん言われたけど、やっぱりあれ は本当だなぁ… でも毎日働いているからこそ旅行したくなるもんだと思う。 だから学生のときより今のほうがいろいろと活動的に過ごすようになった。 お金もあるし。
そんなわけで初めて海外旅行に行くＣと私はバタバタとパスポートを取得したり、
ダイソーで韓国語の本（もちろん１００円）を買ったり、準備万端。
が、Ｍは上司にも有休取得の許可をもらえていたのに急に研修が入ってしまい、
どうしても休めなくなってしまった。残念すぎる。
最も韓国を推していたのは他でもないＭだったのに。
私はのんきに残念がっていたのだが、よくよく考えると 金曜出発のメンバーはＣと私、 つまり海外初めての２人のみになってしまったということになる。 やっぱり「サイトシーイング」とか言わなければいけないのか？ 出国カードはどうすればよいのか？荷物のチェックは厳しいのか？ 本当にＳと合流できるのか？不安だらけである…… と思ったら、なんとＣは飛行機に乗ることじたい初めてだと言う。 この旅、大丈夫か？！
なんだかんだで2月11日（祝）に集まって最終打ち合わせをして、 とうとう翌日Ｓが韓国入り。 夜に国際電話がかかってきた。「アニョハセヨ〜♪」 に続いて、韓国を絶賛。とにかく良いらしい。日本語だらけらしい。 ソウルの冬は厳しい寒さだとさんざん警戒していたが、 実際はさほど寒くないらしい。入国審査は会話なしでいけたらしい。 いろいろ聞いて少しは不安も解消され、明日は早いのでさっさと寝ることに。
あー、でもやっぱり寝れない。なにせ明日初めて日本を出るんだから。